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Adobe Muse 試用版

コードを記述することなくWebサイトを作成できるツールが、
Adobe から発売されたようなので、試用してみました。

http://www.adobe.com/jp/products/muse.html

作ったデザインをAdobe Muse でレイアウトすると、
自動でCSSを使ってコーディングしてくれるという夢のようなソフトです。
まだまだ最初なので、そこまで期待はしていないのですが、使ってみました。

いろいろ便利な機能はあるのですが、個人的な結論からいえば、
まだまだこれからよくなるのだろうという出来映えで、
即戦力というには、もうひとつ力及ばずといった印象です。

サイトの設計や、数値を使ったレイアウトで書き出してくれるのは、
間違いなく便利です。手打ちのコーディングがいつかなくなるのでは
ないかといった予感もさせてくれます。

良い機能は、特徴を見てもらえれば書いてあるので、ここでは掘り下げないでおきますね。
ただ、このページでの説明も、ひとつひとつビデオになっていて、
翻訳もされず、英語版のソフトを慌てて日本語化したという印象は残ります。

といいながらも、一番気になるのは、どこまでのクオリティでコーディングできるか
ということだとおもうのですが、気になったポイントを2つだけあげておきます。

1.パブリシッシュの環境設定がない

 もしかして把握していなだけなのかもしれませんが、「パブリッシュの設定」が
 何もできないということは、今の状況では致命的であるといえます。

 デザインしたもがWebとして見られればいいというレベルであるならばいいのですが、
 HTML4.01なのか、xhtmlなのか、html5で書き出すのかというの設定
 といった初歩的なことさえも、カスタマイズができません。
 
 dialog02.png

 ▲寂しいパブリッシュの設定内容

 もちろん画像フォルダの名前や、クラス名なども選ぶことはできません。
 全部Muse側のおまかせになっています。

 プロユースでなくて、手軽に公開するといった目的で使うのであればいいとおもいます。
 しかし、それにしては以外に細かいレイアウトや表現もできるようになっていて、
 ホームユーザーがライト感覚で使うにしては、ある程度の知識も要求されます。 
 にもかかわらず、プロの現場で使うにはもうひとつ細かい設定ができないという、
 現在のままでは、なんとも立ち位置が微妙な仕上がりであるとおもいます。

 ソースの一部分だけを活用して、使えるパーツだけ利用するという使い方でしょうか?

2.配置画像を読み込まなくてはならない

 実用的な使いかたとしては、PhotoshopやFirewoksでおこしたデザインを元にして、
 Museに組み込んでいくことになるとおもいます。
 
 理想的としては、PhotoshopやFirewoksで作られたファイルをそのまま読み込んで、
 設定をすれば、ワンアクションで書き出せるということだとおもうのですが、
 まだまだ、そこまでの機能はありませんので、画像やテキストをひとつずつ配置して
 組み込んでいく事になります。

 元のデータからパーツをコピペしていけば作業は早くなります。
 しかし、四角い画像はそのまま使えるのですが、画像が四角に収まらない
 丸や角丸の画像をペーストすると白の背景がついてきてしまいます。
 
 これは、不便です。背景が白だとかまわないのですが、
 透明化したPNGなどで書き出す場合は、このままでは使えません。

 その場合は、透明化して切り出したPNGを配置コマンドで読みこむことになります。
 そもそも、画像などを一度でHTMLで書き出すということが便利なソフトなのに、
 パーツを書き出して、書き出しソフトに読み込ますという手順に違和感があります。

 ここもひっかかるのですが、コピペした画像には、「クリップボード」という名前が
 強制的につけられます。そして、この名前がHTMLで書き出したときに、
 画像の名前として使われます。なので、当然ソースをみると
 
 <img id="u98_img" src="images/%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%83%e3%83%97%e3%83%9c%e3%83%bc%e3%83%89.png" alt="" width="783" height="89"/>

 のような、日本語が化けた名前で保存されてしまいます。
 この名前を変更できるのではないかとおもって、画像のプロパティパネルを見てみてると、

dialog01.png

 と、altやtilteは変更できるのですが、肝心の画像名が変更できません。
 どうして、ここまで完成していて、そんなプロパティなのか全くわからないところです。

 この他にも、ナビゲーションの作り方など??なポイントはいくつかあったのですが、
 まずは、決定的なポイントをあげておきました。

 と、厳しい目で評価した部分もありますが、どちらにしてもこれからのソフトですし、
 機能はどんどん強化されていくとおもいますので、今後に期待していきたいですね。

 ソフトの狙いとしては、デザインがいきなりコーディングできるという、
 人類の夢!に挑戦していることなので暖かく見守っています。

 結論としては、購入するのはまだ先かな〜、という印象でした。

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